スポンサード リンク

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うつとカウンセリング

うつ病の原因には、生物学的要因と心理・社会的要因とがあります。生物学的要因とは、脳内の神経伝達物質のアンバランスの状態のことを指しています。この場合には、抗うつ剤を飲むことが必要になります。他方、心理・社会的要因で生じるうつ病の方は、外側の何らかの原因に反応して起こるもので、反応性のうつ病と呼ばれています。

反応性のうつ病は、リストラや賃金カットなどで生じた喪失感が原因で生じるうつ状態が高じたものです。外部的要因で生じるうつ状態は健康的なもので、カウンセリングの利用によって、もとの正常な状態に戻るものです。カウンセリングが投薬なしに効果を発揮するのは主にこのような状況にある人に対してです。しかし、その状況に適応できない状況が長期間継続すると、本格的なうつ病に移行することがあります。

本格的なうつ病に移行すると、抗うつ剤を飲みながらカウンセリングを受けるということが長期間、あるいは、一生涯続くことになります。

カウンセリングに携わる医療関係者は、治る可能性のないうつ病患者を何人もかかえ、また、精神状況が不安定なうつ病患者と毎日のように接する中で、自分の言葉や態度に最大限の注意を払いながらカウンセリングしています。非常に地味な仕事ですが、ある面では、最も大切な医療分野といえる精神科、そしてそれを支えるカウンセリング技術。それは、話術の可能性を疲弊した心に試し続ける、終わりのない挑戦でもあります。

テーマ : ★癒しのヒーリングストーン★ - ジャンル : 心と身体